20代後半の頃、生理痛が重く婦人科に行ってみました。
わたしよりももっと重い症状、例えば、仕事中に横にならないと倒れてしまう程の痛みや貧血症状だったり、
会社のバックルームで青ざめて座っていたり、吐き気や嘔吐してしまうような子たちが身近にいたので、
わたしの、股間から鉛が出てきそう、とかいう症状なんてどうということはない、と思っていました。
しかし、わたしはどちらかというとPMS(月経前症候群)がひどく、生理前になるとわけもなく涙が出たり、
あとは足がパンパンにむくんだりしていたので、念のため受診してみました。
そしてなんと、
子宮内膜症
と診断されました。
当時ちょうど、宇多田ヒカルさんが子宮内膜症(の進行形?チョコレート膿疱?)に罹患されたことが話題で、
笑っていいともにお父さんが代役で出演されている放送を目にして、
大変そうだなぁ、かわいそうに、と思っていた矢先のことでした。
でもなんか色々、わたしが受診したその爺さん先生を信用できず(失敬)、
セカンドオピニオンじゃい!
と、大学病院に行ってみました。
すると今度は、
子宮筋腫
という診断でした。
子宮筋腫という病気はほとんどが悪性になることはなく、
あまり大きくなったら、切るか、今ではホルモン療法で小さくできるという病気。
ちなみにわたしのいとこは、気づいたらお腹を触ってわかるほど大きくなっていたらしく、
さすがに体調も悪くなってきたそうなので、手術で切ったと。
5年以上前だから外科的手術になったのか、ホルモン療法も間に合わないくらい大きい腫瘍だったのかはわかりませんが、
それを聞いてちょっと怖くなりました。
(さらに、麻酔が切れた後にすごく気分が悪くなり吐いたという話を聞いて恐怖MAX)
わたしは幸い2cmくらいで、経過観察ということに。
年に1回検査して、あんまり大きくなってきたら考えましょう、とのこと。
そこでPMSの相談もしたところ、先生が、
「低用量ピルって知ってる?」
と。
友人から話を聞いて気になっていたので、これは!と思い、前のめりで興味がある旨を先生に伝えました。
そして初めて低用量ピルを処方され、飲み始めることになりました。
低用量ピルは、生理痛を始めとする月経困難症をやわらげ、PMSの症状も抑えられるというお薬。
しかも日本では昔、ホルモン剤=悪というイメージがあったようですが(厳密には低用量ピルはホルモン剤ではないとか)、
ヨーロッパではかなりメジャーで、多くの女性が服用しているらしい。
しかも低用量だから副作用も低い上、避妊効果もあると。
若い子なんかにはおすすめだと思うんだけどねー。
さらに更年期障害が軽くなる、という話も。
そんな低用量ピルを飲み始めることにしました。
わたしの場合は副作用は全くなく、生理痛がキレイさっぱりなくなりました!
しかも絶対に決まったタイミング(私の場合は23日前後間隔)で生理が来るから
色々な予定を決めやすい!最高!!
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