「季節の変わり目の肌トラブルに」と1万円の美容オイルを売りつけるメルマガを書きながら、
皮膚科でもらった4つで¥720の薬を塗りたくっている、キノこです。
季節の変わり目に肌トラブルに見舞われているのはわたしですよ…ふふ……
わたしは現在、とあるヨーロッパの化粧品ブランド(日本ではマイナー)で、
ウェブデザインやリーフレットなどの印刷物をデザインするお仕事をしているのですが、
会社の予算的に週3日しか入れず、他の掛け持ちの仕事を探しながらもまだ見つからないので、貧乏暮らしをしながら夢を売る仕事をしております。
今回はそんなことをつらつらと書いていこうと思います。
コスメ系ウェブデザイナーはじめました
基本的に在宅のお仕事ですが、6月に採用が決まって勤務初日、出勤してブランド研修とやらを受けました。
研修で感じたのは、
「めちゃくちゃ好きな感じ!」
でした。
会社員時代だったら、ボーナス時にでも買ってただろうなぁ、と思ったほどです。
わたしは食べ物だけでなく、スキンケアもできるだけ無添加っぽいものを選んでいるので、そういったところもすごくいいなぁ、と思ったのですが、
さらにアロマセラピーも売りにしているブランドなので、とにかく香りがよくて、ロ○シ○ンみたいに強い香りではなく自然な香り!
しかもパッケージもわたし好みでシンプル&好きな配色なので、洗面台に置きたくなるとても好きなデザインで一気に気に入ってしまいました。
日本のスキンケア製品はどうしてもパッケージデザインがイマイチで(ババ臭い(漢字ドーンは論外)か、ティーン向けの子供臭いのが多いイメージ)、
だから最近は韓国のコスメが大人気なんだろうなぁと思ってしまいます。
それと、日本の無添加系のって無香料が多くて、自然にふわっと香る(化学的な香料じゃなく)のって、あるのかなぁ?って感じ。
昔からそんな不満を抱いていたので、このブランドをとても気に入ってしまいました。
よくこんなところにわたしが採用されたな…
初日に商品を一式渡され、「商品のことわかってないといい仕事できないから、使ってみてください」と。
(後にこの言葉に苦しめられることになりますが、それはまた別のお話し)
最初の2週間はオールスキンタイプのシリーズで、次はアンチエイジングライン。
べらぼうに高いブランドではないけど、最低でも4,5千円はするの商品ばかりなので、ビビってあまりたっぷり使えなかったせいか、特に効果も感じられず終了。
いや、2週間だからね。それも含めてコスメって実際そんなもんだから、いかにして夢を売れるかどうかが勝負、と気を引き締めました。
でもどれもこれもとにかくいい香りで、癒されました。
実はわたし、ノー化粧水スキンケア法です
話は遡り、2年前に会社員を辞め失業保険で生活しながらWebデザインの勉強をしていたとき、節約も兼ねて前から気になっていた
ノー化粧水スキンケアを実践してみました。
その方法は、洗顔後のスキンケアを乳液(わたしはミノン)だけにする、たったそれだけ。
感想は、
良くも悪くも、特に問題なし
です。
ただ、環境が大きく変わった上に年齢的に節目のときに始めたので、この1年で起きた、乾燥・たるみ・肌荒れが、
ノー化粧水スキンケアのせいなのか、ストレスのせいなのか、加齢のせいなのか、はたまた全部なのか、よくわからないというのが現状です。
そのせいか、会社でお試しした化粧品が実は少しヒリヒリしみたんすよね…。
もう顔までビンボーになってしまったのを感じた瞬間でした。
先日ふと、ブランドの商品説明でよく出てくる「ローズヒップオイル」を使ってみたくなり、楽天のドラッグストアで奮発して2千円のローズヒップオイルを買ってみました。
会社のブランドの美容オイルは、オイルなのにベタつかず、他の製品もそうなのですがオーガニック系だからしつこくなく色んなお花やハーブのすごく素敵な香りだけど、
1万円のオイルなんてとてもじゃないけどバイトくんのわたしには手が届かないシロモノなので、これで我慢。
早速使ってみたところ…
臭い…油臭い……寝る前なのにもんじゃ屋さんに行った帰りのようだ…
きっともんじゃの夢を見るんだろうなぁ…♪
そんなもんじゃフェイスで、先週も六本木ヒルズの住民向けのDMをデザインしました。
もはや詐欺なのか?!
いや、フルタイムでデザイナーを雇えない貧乏?ケチ?ブランドのせいだからね、と思いつつも、
そういうところだからこそ、わたしみたいな経験浅めでも採用されたのかな?と感謝もしつつ、複雑な気持ち…ごにょごにょ
本気のニキビケア
スキンケアの話のついでに、ニキビのお話を。
ここ半年か1年で、おでこが白ニキビでぶつぶつになってしまいました。
仕事では
ハーブの力で炎症を抑え…とかエッセンシャルオイルが代謝を促進し…とか書きながら、
「ニキビなんて病院の薬でしか治らないかんね!」
と家でひそかに毒づいているキノこです。
でも本当にそうみたいで、わたしが処方された「ディフェリンゲル(=アダパレン)」の公式サイトにはこのように書いてありました。
ディフェリンは、現在の日本の皮膚科医療でもっとも効果的なニキビ治療薬です。(但し、保険治療に限ります)
ところが、副作用のストレスによって、治療を完全に中止してしまう患者さんもいらっしゃるのが現実です。
そのような患者さんは、再び市販のニキビ用薬品や化粧品などを買い求めたり、エステの施術を受けるなど、堂々めぐりとなってしてしまい、合理的な解決ができないことが少なくありません。
とのこと。
たぶんプロアクティブもこれ系で、わたしはどちらも使用したことがあるのですが、ホント
副作用が結構ツライ!
2週間〜1ヶ月くらいで落ち着いてくるんだけど、最初はもうひりひりするし、薄皮がボロボロ剥けるし、今回はもうなぜか目の周りがかゆくて腫れるし、割とツラめなんだけど、効くのか効かないのかわからないコスメに頼るんだったら、これを頑張って一気に治したほうが全然良い!
と、化粧品ブランド勤務のわたしが言ってしまっては身も蓋もないのですが、頻繁にニキビができるなら、クレーターやシミになる前に
「絶対ニキビ治るから、1ヶ月がんばって、一気に治そ!」
やっぱ詐欺じゃーん
というわけで
わたしの最近のお仕事のお話しと、それに伴うスキンケアのお話しでした。
ニキビの話はともかく、ハーブやお花で作られた香りのスキンケアコスメなら、比較的安心で尚且つアロマセラピー効果も期待でき、買うならこんなブランドだなと思うので、お金持ちの方に買ってもらえるよう、日々頑張っております。
もう高くて買えないなら、ハーブとかお花とかで自分で化粧水作っちゃう変わり者のおばさんになろうかな。
いや、ダメよ!腐ったり酸化したりするから中途半端な知識の自作はダメですよ!
それではまた〜
[…] スキンケアブランドでWebデザイナーをした経験(過去記事:化粧品ブランドのWeb担当になりました)から、 「効果があるものは化粧品として市販することはできない」 […]
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