■著者

キノこ

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暮らし

ある朝【深刻!団地の高齢化問題】

投稿日:2020年3月21日 更新日:

救急車

ツイッターでも書いたんだけど、より詳細に書きたくなったのでお付き合いください。


引っ越して来て間もないある日、カーテンを開けて清々しい朝を過ごしていると、
救急車の音が近づいてきて、うちの団地の敷地内に入ってきました。

あらっ!と野次馬根性丸出しで窓を覗くと、さらにうちの入口の前で停車しました。
うちは2棟の団地で、各入口に対し1フロア2部屋の5階建て、計10軒の世帯があるのですが、
ゴーストタウンにある古い団地のため、そのうち住んでいるのはわたしの家を含め2、3世帯かな、と思っていました。
(後に回覧板を見て、4世帯と判明)

急いでドアを開け…るはずもなく、人見知りのわたしはドアの覗き窓からこっそり廊下を覗いてみました。
すると、救急隊員が駆け上がってくる姿が見え、うちの前を通り過ぎて行きました。
うちは4階なので、5階の方が倒れられたってことだよね!?大変!

窓とドアの覗き窓を行き来して野次馬っていると、警察が到着。
少しして、警察官の誘導で救急車が引き返して行きました。

救急車が引き返したってことは…もしかして…
母から聞いた、祖母が実家でなくなった時の話をすぐに思い出しました。

わたしはその頃、既に実家を出て一人暮らしをしていたのでその場にはいなかったのですが、
母が朝起きて、いつも通り祖母の部屋に行くと、ベッドから落ちて倒れていたので、
母は急いで救急車を呼びましたが、既に夜のうちに亡くなっていたということでした。
すると救急隊員の方は、自宅で亡くなった場合は病院で亡くなった場合と違い、
必ず警察を呼ばなければならない決まりだと言い、間もなく自宅に警察の方が来たそうです。

そんな話を聞いていたので、これは亡くなられたのでは?!と思いました。
ドアの覗き窓を覗くと、救急隊員に代わって警察官が続々と上がってきました。
どうしたんだろう…と思いながらコーヒーを淹れていたとき、

ピンポーン

急いでインターホンのモニターを覗くとそこには制服の警察官が!
「〇〇警察署の者ですがよろしいでしょうか?」

やっぱりそうか!?
少し緊張しながらドアを開けると、警察官の方が、
「実はですね、上の階の方が亡くなっておられまして…」

やっぱりーー
面識はありましたか?と聞かれましたが、引っ越してきたばかりでお会いしたことがないと答えながら、
あれ、引っ越してきてからつい昨日まで、0時頃に上から音がしていたので、警察の方に
「あの、いつお亡くなりになられたっていうのは…」
それはまだ調査中(言えないのかもしれないけど)だが、既に亡くなっていたということでした。
まぁ、マンションはどこから音が響いてくるかわからないし…ね…

その警察官の方の背後におばさまが現れ、
「この度は…」
的なことを言ってきたので話していると、その方は自治会の会長さんでした。
どうやらうちと間違えたみたい。

会長さんの話によると、5階の方は一人暮らしのかなりご高齢の方だったとのこと。
よくごみ捨ての時に会うと挨拶を交わしていたみたいで、最近は少し体が辛そうだったと。

そんなこんなで一段落して、ご冥福を祈りながらコーヒーを飲んでいてふと思ったこと。
誰が通報したんだろ?…
家族と同居されていたら警察官はうちに来てわざわざ話を聞いたりしないだろうし…

祖母が亡くなった直後に実家で過ごしたりしているし、その方も同じように普通に体調を崩されて亡くなった感じがするし、
怖いとか…ない…んだけどね…

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