■著者

キノこ

ひとり料理、ひとり飲みが大好きな健康マニア。
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健康 その他

【不眠症】克服までの道のり(初めての抗うつ薬編)

投稿日:

不眠症が治って3ヶ月目のきらきらキノこです✨
(まだ、完治というほどの期間ではないですかね)

今回は私の、不眠症発症から心療内科のお薬で改善するまでの体験談をご紹介いたします!
不眠でお悩みの方の参考になれば幸いです🤗

症状

初期は入眠障害

最初のうちは、入眠障害でした。
多くの人が一度は経験する、布団に入ってもなかなか寝付けない、ってやつです。
朝から用事がある日は、ほぼ一睡もせずに外出して、辛かった…😭

そんな中、生活改善を試み、朝の日光浴やストレッチ、ヨガ、マインドフルネス瞑想を取り入れ過ごしていたところ、
入眠はできるようになりましたが…

突如、中途覚醒に移行

少し眠れるようになったかな?という日々もつかの間、
眠りに就いて1時間くらい経過した時に目覚めるようになりました。
中途覚醒というらしいです。

しかも、激しい動悸で目が醒めます。
動悸は数年前から症状があり、婦人科や循環器科を受診しても何も異常はなかったので、放置していました。

悪夢を見るのですが、悪夢を見るから動悸がするのか、はたまた動悸により悪夢を見るのか…

心療内科へ

強めの動悸に、「なんかパニック発作に近い?」とよぎりました。
ただ、私は混雑した場所でしかパニック発作を発症したことはないので、
家にいるのにそれはないかなぁ、と思っていましたが、
とうとう週に1回もちゃんと眠れなくなり、追い詰められて心療内科を受診しました。

薬物療法

一通りカウンセリングを受け、先生から以下の選択肢を提示されました。

  1. 抗不安薬(→対処療法)
  2. 漢方(→ワンチャン)
  3. 抗うつ薬(→根本治療?)
  4. 睡眠薬(→対処療法)

抗不安薬

飲むとボーっとするお薬です。
酔い止めを飲んだことがある方はご存知だと思いますが、あの、ふわっとした感覚です。

パニック障害で飲んだことがありましたが、発作時の頓服、またはお守りとして使用する感じでした。
そのため、不眠症に対してもあくまで対処療法であり、根本治療にはならないそうです。

そして、私の最大の懸念点は、

依存性がある

ということでした。
常用すると、量が増えて行ったり、止める時に離脱症状があったり大変そうで、
これを恐れて、あまり服用できないまま、服用できないから不眠も改善しない、
という負のループでした。

漢方薬

抗不安薬と合わせて、漢方を取り入れればワンチャンあるかも、
という先生の指導の下、

「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」

というラスボスのような名前の漢方薬を処方されました。
がんばって2ヶ月ほど続けましたが、
私には全く効果がありませんでした…

抗うつ薬

抗不安薬も漢方も効果があまりなく、いよいよ真打登場。
抗うつ薬で一番心配な点は、副作用でした。 それは、「吐き気」😱

私は嘔吐恐怖症なので、先生に「吐き気止めも一緒に処方してもらえますか?😭😭」
と懇願したところ、

「NaSSA(成分名:ミルタザピン)」

という薬を勧められました。
これは、吐き気どころか食欲が増す、ということで、迷わずこれに決めました。
(食欲バッチ来い!万年ダイエッター舐めんな!)←この後苦しむ人

睡眠薬

不安が強い時(翌日予定があるとか)に、頓服的な感じでいい薬ありまっせ、
ということで、処方していただきました。

「デエビゴ」

というお薬です。
依存性も低く、且つ持続時間が適度で朝には眠気がそれほど残らないようなお薬ですが、
試してみた感想は…

ばっちり寝れるじゃん!

でした。私の場合。
医師の方でも旅行前のような眠れなそうな夜に飲む方も多いみたいです。
これから、お守りにもなりそうだし、いいお薬手に入れたわ〜♪

ただ、依存性が少ないそうで安心できますが、頻繁に飲むようなものではないそうです…
また、悪夢を見るという方も結構いらっしゃるようなので、 その場合は先生に即相談です。

抗うつ薬でようやく爆睡

約8ヶ月ほど、不眠症に苦しみましたが、ここでようやく解放されました。
こんなに嬉しいことはないのですが、

眠気強過ぎ。

眠気は「ミルタザピン」というお薬の最大の副作用らしいのです。
(睡眠薬ではなく抗うつ薬なので、主作用は眠気ではありません)
病院で強めの風邪薬をもらった時の

10倍のヤツ

が来ました😭

抗うつ薬「ミルタザピン」を飲んで半年

半年ほど服用を続け、眠れるようになり、次の目標は減薬です。

先生の指導の下、減薬 → 不眠ぶり返し → 薬を再開 を繰り返しながらも、
完全に薬をやめるところまでは行かず、不安な日々を過ごしていました。

…が、ここで、薬をやめて不眠症を克服する、意外な出来事がありました!
その方法は次の記事をぜひぜひご覧ください!⭐️

【番外編】医師も勧めるマインドフルネス

呼吸と心拍数は連動している

「マインドフルネス」は瞑想の一種で、
呼吸に意識を集中することで、心拍数を安定させて、
心身のコンディションを整える、というものです。
スティーブ・ジョブスもやってたとかなんとか。

一見怪しいスピ系のように感じますが、
パニック障害等の不安障害に一定の効果が医学的に認められており、
医師の先生方も普通に勧める方が多いです。

なので、マインドフルネスを実践する事はいい事だと思うのですが…

苦しんでる時はそれどころじゃねぇ

即効性があるものではないですので、毎日眠れない不眠症の真っ只中の時は、
ほとんどできませんでした。

ただ、最近、少しだけまた中途覚醒が出てきてしまったため、
マインドフルネス瞑想を始めてみたところ、
またちゃんと眠れるようになりました!

⚠️重い精神疾患を抱えている方はやらない方がいいそうですので注意です

まとめ

できれば抗うつ薬を飲まずに不眠症を克服したかったですが、
お薬を飲んででもとにかく眠れるようになることが第一だな、と思いました。

不眠を長く我慢したり放置したりすると、心身にも影響が出るどころか、
こじらせると治りにくくなることもあるかと思いますので、
一人で悩まずに、心療内科や精神科に行って相談した方がいいですYO!

以上、キノこの不眠克服記録(抗うつ剤編)でした!
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました🍄

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