■著者

キノこ

ひとり料理、ひとり飲みが大好きな健康マニア。
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【怪しい植物油脂を斬る】健康マニアおすすめ「ローカーのウエハース」

投稿日:

植物油脂、みなさん気にしてますか?キノこです。
自他共に認める「健康マニア」のわたしはやはりこの、植物油脂、すごく気になります。

健康面!

わたしは、「家族性高コレステロール血症」なので遺伝的にコレステロールが上がりやすい体質で、
20代では正常値の範囲内ギリギリ、30代を超えたら正常値から少し飛び出してしまいました。
別に不摂生とかしているわけでもなく、その証拠に中性脂肪や血糖値も全く問題ないので、遺伝的な問題のようです。

植物油脂

植物の油だから、オリーブオイルとか体にいいヤツ?って考える方もいらっしゃるかもしれません。
普通、オリーブオイルやごま油なんかは常温で液体ですよね。
しかしこの「植物油脂」は、マーガリンのように常温でも固まっている状態に加工された油で、
その加工の過程で、かの有名な悪代官「トランス脂肪酸」が生まれるそう。
マーガリン、ショートニングなんかその一つですね。

この悪代官は、血管にこびりついてそれが動脈硬化の原因となるということで、
家族性高コレステロール血症のわたしにはすごく危険な食べ物と思い、できる限り避けています。

なぜ使われるかというと、これから書くお菓子の口当たりや、揚げ物を脂っこく感じさせずにサクサク軽い味わいにしたり…。
某ドーナツチェーン、特にポン○リ○グなんて揚げてないかと思わせるほど軽くて大好きなのですが…怪しいぜ

日本の食べ物は植物油脂が多すぎる!

恐らく、今のアラフィフ?アラフォーかな?以下の人たちは、子供の頃からスーパーで売ってる大手菓子メーカーの
大量生産菓子を口にしてきましたよね。
なので、気にならないまま、むしろおいしく植物油脂をいただいてきたと思います。

わたしも小さい頃から普通にコアラのマーチとかホワイトロリータとかバンバン食べていました。
ですが、大人になって健康を考える中悪代官の存在を知ることになり、植物油脂が入っていないお菓子を探すようになリました。

カルディや北野エース、成城石井などのお店が至るところで増え始めた頃、海外のチョコレートを見てみると、原材料に
「植物油脂」の文字がない!
わたしの知る限りでは、日本で植物油脂が入っていないチョコレートは、数字系(カカオ75%とか)のしかないと思ってたんだけど、
海外は植物油脂を入れないのが普通なんですね。と思ったら、規制されてたんですね。当然じゃ!

さまざまな国が規制しているのに、表示義務さえない日本

WHOの提言を受けて、すでにアメリカのニューヨーク州やカリフォルニア州、カナダ、台湾、タイではトランス脂肪酸の食品への使用を禁止している。また、EU加盟国やシンガポールではトランス脂肪酸濃度の上限値を設定したうえ表示を義務付け、韓国、中国、香港では食品中のトランス脂肪酸濃度の表示が義務付けられている。
出典:世界で規制が進む「トランス脂肪酸」 日本では野放しのなぜ? | FRIDAYデジタル

味が…!

そんなこんなで、油に対しては人より気になってしまうのですが、それよりなにより、味ですよ!

海外のチョコレート(ドイツのだけは甘すぎて食べれないんだわ…)を食べるようになってから、
健康面だけでなく、味や食感の面でもすごく気になるようになってしまいました。
植物油脂って、口に入れた瞬間は、口溶けがよいように感じますが、
その後、口の中〜喉〜食道までロウを流し込まれたかのような感覚、ないですか?!
いつまでも口の中や喉に残る感覚…そりゃ血管にこびりつきそうだわ……ってわたしだけ??

そんなあなたに、ローカー!

近所の輸入食品店やスーパーでも買える、「ローカー クアドラティーニ(ダークチョコレート)」にハマり、もうここ数年は切らさずに買っています。
おいしいのはもちろん、万年ダイエッターのわたしにとって一口ずつ食べられるのも魅力です。(1個18kcal(ダークチョコレート))
一度開けちゃっても冷蔵庫にポンと保存しやすいところももう一つの魅力。

でもでも!これが一番おいしいと、つい最近まで思ってたのですがっ!!
ローカー・グランパスティッチェリーア ココナッツ!

なんとなくイオンの輸入食材店をうろついていたときに、「¥600→¥400!」のポップと共に発見し、
わたしがココナッツが好きなことと、何より大好きなローカーということで迷わず買いました。
しかし、12個入りで¥600って高…¥400でも結構なのに…

  • ローカー「グランパスティッチェリーア・ココナッツ」
    ローカー「グランパスティッチェリーア・ココナッツ」
    名前がかっこいい

「グランパスティッチェリーア」って噛みそうな、いかにも高級そうな名前の通り、
いつも食べてるクアドラティーニの本格スイーツ版って感じ!

シャリシャリ、サクサク、からのココナッツクリームの天然の口溶けすぅ〜で、いくらでも食べられてしまう、罪なヤツ!
植物油脂って口溶けの良さ出すために使うらしいけど、天然の油の方がより上質な口溶け……うん、コストの問題だね。
でも日本のお菓子もがんばってよ!自然派って言ってポッソポソのビスケットとかじゃなくてさぁ!

一説によると、ご存知の通りチョコレートはカカオ豆から作られますが、製造工程でカカオマスとカカオバターに分けられる時に、
カカオマスが多く必要で、カカオバターが足りなくなってしまう割合だそうです。
それを補うのに、植物油脂を入れて大量生産してるとかなんとか…

安全でおいしい、植物油脂フリーお菓子を

トランス脂肪酸である植物油脂を摂るくらいなら、摂りすぎると血管によくないとされるバターを食べた方がマシ!
と言われたりしますが、バターはエネルギーとして使われたり悪いことばかりじゃないけど、植物油脂は悪いことしかなくないか?

そして、そんな世界で規制されているトランス脂肪酸を含む植物油脂は、お菓子だけでなく
フツーに市販のレトルト食品や外食チェーンの料理に含まれているので、わたしは結構気をつけています。
血管に悪いだけでなく、わたしがあまり胃が丈夫じゃないせいか、植物油脂入りのカレーやデミグラスソースを食べると、
その味のげっぷが一日中出て不快なので、そういった面でも気をつけています。
なんか、抹茶キットカットとか日本のお菓子が海外の方に人気って聞くと、とても申し訳ない気持ちになりますねぇ…。

前に流行った、韓国の「マーケットO チョコレートブラウニー」も、植物油脂とかを使わずに作ったってことで、すごくおいしかったです。
今調べてみましたが、韓国版ポッキー「빼빼로(ペペロ)」にはフツーに植物油脂が入っていたので、
トランス脂肪酸を完全に禁止にしてはいないようですが、同じく人気の버터와플(バターワッフル)なんかは
入っていなさそう(たぶん)だったし、
日本でもせめて選べるくらい、植物油脂フリーのお菓子が市販されることを願います。

というわけで、食品を買うときはまず裏面から見てしまう、キノこでした。
公式サイトによると、「ローカー」ではなく「ロアカー」みたいです。参考までに。

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